理事長所信(あいさつ)

公益社団法人 川内青年会議所 2019年度 第48代理事長
MESSAGE

理事長所信

公益社団法人 川内青年会議所

2019年度 第48代 理事長

土器手 正之

【はじめに】

新たな時代の幕開けに、我々青年が一致団結し、明るい未来を切り拓かなくてはならない。それが我々の使命であり、社会への責任であると考えます。その道のりは順風満帆とは言えないでしょう。時には、涙するほど辛く困難な状況に陥ることもあるかもしれません。

私にはそのような時に自分を励まし勇気づけてくれる言葉を常に心に留めています

「上へ、上へ。」

この言葉は、自身の気持ちを切り替え、自分を奮い立たせ、これまでのあらゆる逆境を乗り越える力となりました。そしてこの経験が、自分の礎となり、地域を思い行動する力となりました。今こそ自分たちを育ててくれたこのまちのために、未来に希望を持てる社会の実現のために「上へ、上へ。」挑戦します。

 

【日本人のこころ】

今年の4月30日に平成という一つの時代が終わりを迎えます。この30年間で日本人の暮らしや、地球の環境が大きく変化しました。

技術革新による産業のスピード化や、IT促進によるグローバル化を遂げる一方で、少子・高齢化の進行や人口減少社会の始まりなど、物質的課題から人的課題へと移行していると感じます。

また、予測できない自然災害の脅威は、経済的な損失のみならず、それ以上に多くの人命を奪い、人々を苦しめ続けています。

このように、人の暮らしや、地球の環境が刻一刻と変化していく中でも、これまで日本人が大切にしてきた相手を思いやる利他の精神や相互扶助の精神といった、「日本人のこころ」を薄れることなく、守っていかなければならないと考えます。

来年2020年7月、56年ぶりにこの日本で夏季オリンピックが開催され、日本は世界中の人々から注目されます。元号が改元され、新時代へ向け一歩を踏み出す日本人は、祖国を想い、マナーやおもてなしといった国民性を評価される機会が増えることで、日本人としての「誇り」を改めてもつこととなるでしょう。そして、未来の日本へ受け継ぐべく「日本の誇り」を、我々青年が率先して、未来に向けて継承していく必要があると考えます。

 

【日本を担う子どもたちのために】

現在、子どもたちの他者への思いやりの心や迷惑をかけないという気持ち、コミュニケーション能力の低下など、社会規範に対する問題が指摘されています。その背景には、今の大人自体の規範意識の低下や、自分さえ良ければよいといった他者を思いやる精神の低下など、子どもたちの手本となるべき大人たちが、手本となり得ていないといった大人社会の問題があると考えます。

日本の未来を担う子どもたちの豊かな人間性を育むために、まずは身近な手本である我々が、子どもの視点に立って自らの言動を振り返り、社会全体のモラル向上に率先して取り組まなければなりません。そのうえで、子どもたちの可能性や成長する力を受け止め、自己肯定感、集団における役割への自覚や主体的な責任意識といった「社会規範」をより一層育むことが必要です。

子どもたち一人ひとりが規範意識を持ち、自信と誇りを持って日々前向きに生きる力を育むことは、我々大人社会の課題です。

 

 

【未来への懸け橋】

我々はこのまちで育ち様々な経験を経て生活を営んでいます。自分たちを育ててくれたこのまちを、これから先もずっと暮らしていくこのまちを、もっと明るい豊かなものにするために行動しなければなりません。この時代に共に行動できる仲間たちが、切磋琢磨し成長し合うことが未来への懸け橋になります。そのような行動の積み重ねが地域社会に活力を与え、市民協働でまちづくりをすることが、このまちをさらに豊かなものにすると確信します。

 

【同志の発掘】

我々は創立以来、明るい豊かな社会を築き上げようと歩んできました。これからもこの歩みを止めることなく「明るい豊かな社会の実現」へ向けて志高く行動できる仲間を増やし、より大きな運動を展開していくために会員拡大をさらに推進していく必要があると考えます。また、会員が増えることで、より多くの仲間との出会いの機会も増えます。多種多様な価値観をもった会員同士が自己を成長させることで、川内青年会議所の成長、そしてこのまちの成長につながります。

青年会議所運動を継続していく以上、会員拡大は重要であり、永続的に続けていかなければならないと考えます。一人でも多くの仲間を増やし、明るい豊かな社会の実現をめざして、全会員が一致団結して会員拡大に取り組んでまいります。

 

【2019年度 JC運動】

川内青年会議所 2019年度スローガン

「一致団結!!我々の情熱が未来を変える。」

未来のために情熱をもって一歩踏み出すことにより、今まで気づかなかった世界や、素晴らしい未来が無限に広がっていくと信じます。その新しい世界や素晴らしい未来を、愛してやまない市民の方々と共に、会員一同、一致団結して邁進します。

 

 

【情熱を持った5つの委員会の担い】

◆総務広報委員会

組織の要を築く、JCの発信

総務広報委員会では、組織全体の運営の要である総務と広報を担当します。

総務では、総会や選考委員選挙など、組織運営に関する役割を担い、JC三信条の修練・奉仕・友情に基づき2019年度の川内青年会議所が行う運動・活動が円滑に運営されるように努めます。

広報では、川内青年会議所が行う運動・活動を市民の方々に知っていただき、更なるご理解とご協力をいただけるようにあらゆるツールを活用して情報発信を行うと共に、今後の事業承継として事業記録の管理保管も行い、我々の運動・活動を未来へ繋ぎます。

 

 

◆ひとづくり委員会

災害支援活動組織としての体制強化

近年の異常気象、活断層の活性化による地震災害等、突発的な自然災害発生時に迅速に対応するためには常日頃からの危機管理意識や備えが不可欠です。以前より、川内青年会議所は非常時に対応すべく、非常時対策本部組織を構築しています。また、公益社団法人日本青年会議所でも、災害時における救援相互運営規程を設け、47都道府県に設置しているブロック協議会が主体となって互いに助け合うことができる体制を構築しています。そこで、ひとづくり委員会では災害によってもたらされる非常事態に、行政をはじめ地域と連携を図りながら迅速に対応できる体制を強化します。

 

会員の心身健康増進と道徳心の向上

スポーツは身体を動かすことで、生活習慣病の予防や身体機能の維持、気分転換など、心身共に良い効果をもたらしてくれます。さらにルールを順守し、仲間と協力し合ったり、励まし合ったりすることで、道徳心の向上や絆が生まれてきます。本年度も、昨年度から取り組んでいる会員同士で行うスポーツ活動を継続し、健康への意識をより高めると共に、会員が一致団結する場を設けます。

また、会員の自律性・協調性の向上は、川内青年会議所の活性化につながり、より高い志をもって地域づくりに邁進する勇気を与えてくれます。それには、会員自らが自分を律し道徳心をもってJC運動・活動を行うことが必要であり、結果として市民に必要とされ、その期待が我々の原動力となり大きな運動を生み続けることが可能になると考えます。

 

◆よかとこ祭実行委員会

地域協働事業「さつま川内よかとこ祭」の開催

これまで川内青年会議所では、薩摩川内市およびさつま町の魅力を発信するための様々な事業を開催してきました。その中でも川内青年会議所創立40周年記念事業として始まった「さつま川内よかとこ祭」はこのまちへの感謝と敬意を表現し、地域の魅力を発掘・再発見するために開催した事業であり、今では諸団体や行政、企業のご協力のもと、地域を代表する大規模な事業へと成長しました。よかとこ祭実行委員会では、本年度もこの「さつま川内よかとこ祭」の開催に向けて準備・実行し、私たちの住み暮らす薩摩川内市およびさつま町の豊富な自然と歴史ある文化、また食や産業といった多くの魅力を発信し、市民の方に再認識していただくことで、さらに魅力ある地域の活性化に繋げます。

 

◆ドリームサポート委員会

将来の日本を担う青少年の育成

近年、技術発展や、グローバル化が進む中で将来起こりえる様々な課題に対し、能動的に取り組む力は不可欠と考えます。また、自分たちの郷土を知り、愛郷心を育むことは、このまちに住みたい、このまちに恩返ししたいといった想いを醸成し、それはやがて何年、何十年と経った未来に、我々が住み暮らすまちにとってかけがえのない力へと変わるでしょう。

そこで、ドリームサポート委員会では、自分たちの住み暮らす地域を深く知り、誇るべき歴史ある文化や、そこに携わった先人たちの高き志を理解することで、将来、地域や国際社会で起こる様々な課題に積極的に取り組み、この地域や社会のために自発的に行動できる青少年の育成に努め、子どもたちが人生を生きていくうえで必要な「生きる力」を育む機会を提供します。

 

◆みんなの未来づくり委員会

若者が未来の方向性を決定する、政治の重要性を学ぶ

2016年から18歳に引き下げられた選挙権ですが、若年有権者はその権利を十分に行使していないのが現状です。次代を担う若者の新たな意見や考え、行動力は、まちづくりにおいて大きな影響を与えると考えます。この若年有権者にどのようにして政治に関心を持っていただき、自主的に投票に行ってもらうかが課題であると同時に、政治を行う方々の真意を理解することも政治の重要性を理解するうえで重要です。

そこで、みんなの未来づくり委員会では、このまちの将来を担う子どもたちが、自分の住み暮らすまちに関心を持ち、子どもならではの好奇心と探究心をもとに、夢や希望をイメージしながらまちづくりに率先して参画する意識を高める事業を行います。また、政治に参加する意味や、低投票率が社会生活を通じ、自分たちにどのような影響が及ぶのかなど当事者意識を強く持つと共に、今の政治を考え、問題点や課題を自分たちのこととして捉えることができる場を設けます。

 

【結びに】

1972年2月、「明るい豊かな社会の実現」を理念に掲げ、「考える行動する若い力が未来をひらく」のスローガンのもと、川内青年会議所は創立しました。今もなお、川内青年会議所がこの地域に根付き運動・活動ができているのは、その歩みを止めることなく明るい豊かな社会の実現に挑戦してきた先輩方のお陰です。

私が入会した当時、川内青年会議所の先輩方は、右も左も分からない私にJCの魅力や、凄さを熱く語っていただき、「自分たちのまちを自分たちの手でより良くする」ということを行動で示してくださいました。我々、現役会員も先輩方同様、高い志と青年としての英知と勇気と情熱をもって、市民の方々から必要とされる人・団体となり、郷土づくりの一躍を担い、JC運動・活動を行ってまいります。

私自身、理事長として会を代表する立場にあることを強く認識し、その責務を全うすべく家族・会社に感謝しながら川内青年会議所の仲間と共に精一杯努めさせていただきます。どうかご指導・ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。 

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